江口ゼミとは

全学年共通のゼミ運営方針


名古屋学院大学現代社会学部江口ゼミは、現在4年生12名、3年生10名、2年生12名が所属しています。全学年を通してのテーマは「名古屋圏の都市戦略」で、特に「リニア時代の名古屋圏の発展戦略」について考えていきます。

 

江口ゼミでは「自分で考え、自分で動く」ことをモットーに掲げています。ゼミ運営ではゼミ生の自主性を特に重視し、ゼミ活動の大部分をゼミ生に委ねています。私は大学の外でのさまざまな学びの機会や情報を積極的に提供しますが、それらを活かすかどうかもゼミ生の判断に任せていて、私が強制することはありません。江口ゼミをどのようなゼミにするかはゼミ生次第です。 

各学年のテーマと学年終了時に求める姿


2年ゼミでは“名古屋を知ること”に力を入れ、名古屋都心部を中心に多くの場所へフィールドワークに出かけます。フィールドワークとその振り返りを重ねることで、まちを見る目を養うとともに、調べる力、考える力、議論する力、表現する力、協働する力を高めていきます。

 

最近は就職活動が早期化し、3年生の夏季インターンシップ募集が始まる6月が事実上の就活スタートになっています。したがって2年の間に様々なことに挑戦して「自分で考え、自分で動く」経験を積んで欲しいと思います。

 

3年ゼミでは、都市戦略を考えるにあたって必要となるデータの収集・分析、データマッピング、代表的な戦略策定フレームワークであるSWOT分析などのスキルを習得し、実際の都市を選んで、その都市の発展戦略を提案してもらいます。ここで学ぶスキルは実践的で、民間に就職しても公務員になっても必ず役に立つはずです。3年生ではこうしたスキルや知識とともに、他人任せにしない意識を身に着けてもらいたいと思います。

未来の江口ゼミ生に求めること


何事においても「他人任せにしない」ことを期待します。常に「自分で考え、自分で動く」ことを意識して、「教員やゼミ長が○○してくれない」、「○○担当が仕事を果たさない」といった不満を持ったら、自ら率先して状況を変えるように考えて動いてください。

 

ゼミ生には、単に希望通りの就職を実現するだけでなく、社会に出た後も十分に力を発揮して、私は学生に、できる限り自由に生きて欲しいと願っています。自由に生きるとは、何でも好き勝手にすることとは違います。自由とは、「自分で考え、自分で選び、自分で行動して、自分で結果を引き受ける」ことです。「結果を引き受ける」ことから逃げては自由は手に入りません。人生は常に選択と行動の連続です。どのような選択をしても、その選択をしたことによる結果を引き受ける覚悟を常に持ってください。皆さんも自由な人生のために、江口ゼミの扉を叩いてみてください。

サブゼミとは


サブゼミとは、定期的に「ゼミ生が主体的に」「メインのゼミ活動とは別に時間を設けて」「議論や学習をする」活動です。本ゼミ活動で気になったことをさらに掘り下げたり、毎回テーマを決めて議論したりします。各学年の個性が発揮されるおもしろいテーマ企画や、気になるニュースからテーマを探します。議論をゼミ生だけで進めることも大切ですが、就職活動やインターンシップの情報の共有など今やるべきことを考えて活動しています。

 

各学年のサブゼミ記録は以下からご覧ください。

ゼミでの役職について


江口ゼミでは「ゼミ生1人1役職」と全員が何かの役割を担当しています。

今年度は4つの役職から自分たちで担当を決め、それぞれが責任をもって活動しています。

 

①ゼミ長・副ゼミ長

各役職のフォローをするなどゼミ活動を引っ張っていく存在です。

ゼミの全体をまとめるリーダーです。

 

②サブゼミ

サブゼミの企画・運営を行います。

詳しくは「サブゼミとは」の欄をご覧ください。

 

③広報

ゼミホームページの更新・管理、Twitter・InstagramなどのSNSの運用など、江口ゼミでの活動を外部へ発信します。

 

④企画

ゼミ活動全般の充実とゼミ合宿やレクリエーションなど、ゼミが楽しくなるようなことを企画します。

 

⑤情報(4年のみ)

ゼミ生へのインタビューとその記事の作成をします。自分たちでモチベーション維持するためにどうすればよいのかを考え実践していくことが主な活動内容です。